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Eから弾きな。(1)

Eから弾きな。(1)

著:佐々木拓丸

不景気の最中、ようやく定職に就けた神谷三蔵(かみや・さんぞう)27歳。ホッとしたのも束の間、武藤史子(むとう・ふみこ)なるドSなメガネ女子に否も応もなくギタリストとしてスカウトされてしまう。ギターなんて触った事すらないのに、1ヵ月後にはライブで演奏しろという。それができなければ会社はクビに。どうして俺が……。悩む三蔵に史子はそっと牛骨を渡した。マニアックなのにギター初心者にうってつけ! 噂のソリッドROCKコメディ開演!!
Eから弾きな。(2)

Eから弾きな。(2)

著:佐々木拓丸

1ヵ月後のライブへ向けて、猛特訓を重ねるギター初心者・神谷三蔵(かみや・さんぞう)。リハーサルのでき次第では、ライブへの参加は見合わせられ、チケットの払い戻しを全額負担する羽目に。さらにはバンドの解散も約束させられ、三蔵は決意する。バンドの先代ギタリスト・黒崎(くろさき)に“吹流(フキナガシ)”へ戻ってもらおうと。だが、事情を知った黒崎は三蔵の提案を一蹴し、もっと「ロック」に身を投じろと進言。なぜか今度は黒崎宅でギターの特訓が始まってしまい……。
Eから弾きな。(3)

Eから弾きな。(3)

著:佐々木拓丸

1ヵ月の特訓を経て吹流(フキナガシ)のギタリストとしてステージに立ったギター初心者・神谷三蔵(かみや・さんぞう)27歳。極度の緊張で、手が動かなくなった三蔵にボーカル・フミの檄が飛ぶ。「いいから弾きな!!」思わずかき鳴らしたEm7。あとはもう弾いて、弾いて、弾いて――。気づいたらライブは終了。ぼんやり思い浮かぶのはオーディエンスのヤジとフミの怒り。三蔵のライブパフォーマンスは失敗だったのか……? ソリッドROCKコメディ、完結!

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