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闇の風(1)

闇の風(1)

著:石ノ森章太郎

双子でありながら、まったく違った人生を歩んできた鷹丸と鷲丸。兄の死を受け、鷲丸の運命は大きく変わろうとしていた!! 暗殺された白滝城の若殿・鷹丸。その死の現場に偶然、居合わせたのは、その存在さえも秘密とされていた双子の弟・鷲丸だった。お家騒動に巻き込まれていく鷲丸は兄の身がわりとして、江戸に赴く!! その鷲丸を狙う黒い影……。「週刊少年サンデー」に掲載され、話題を呼んだ大型本格時代劇。
開高 健 電子全集2 純文学初期傑作集/芥川賞 1958~1960

開高 健 電子全集2 純文学初期傑作集/芥川賞 1958~1960

著:開高健

芥川賞を受賞した『裸の王様』をはじめ『パニック』『巨人と玩具』『流亡記』など純文学初期傑作集他。

寿屋(現サントリー)宣伝課に勤務していた1957年に開高健は3作品を発表している。
8月に発表した『パニック』で一躍新人作家として注目され、10月に発表した『巨人と玩具』は翌年に大映映画で映画化され、12月に発表した『裸の王様』で第38回芥川賞を受賞する。この頃の開高健は自身の内心に寄り添って作品を描くことはすまいと決心し、ひたすら“外へ!”という指向で文体を工夫し、素材を選び抜いた。そうして生まれたのが『パニック』であり『巨人と玩具』であり『裸の王様』だった。これ以降も、遠心力で書く文学を指向しつづけ、『流亡記』『屋根裏の独白』などの作品を発表し続ける。芥川賞受賞前後に発表されたこれらの文芸作品に加え、同時期に新聞や雑誌などに書いたエッセイ多数を網羅。付録として芥川賞選考委員たちの選評、芥川賞受賞当時の写真なども収録。

【収録数】短編小説:15作 エッセイ:168篇 付録:芥川賞受賞当時のインタビュー記事や写真など8点
漂えど沈まず―闇三部作

漂えど沈まず―闇三部作

著:開高健

開高文学の最高傑作『輝ける闇』『夏の闇』『花終る闇』は総称して《漂えど沈まず》と冠されるはずであった・・・

朝日新聞の臨時海外特派員として訪れた戦時下のベトナムで、開高健は多くの死を目にし、心に無数の傷を負う。暁の広場で公開処刑されたベトコン少年の姿は一生涯その脳裏から離れることはなかった。1965年2月14日、ベトナム政府軍に従軍して侵攻したジャングルでベトコンに包囲され、激しい銃撃を浴びせられたときは死を覚悟した。以来、この日が“命日”になった。
九死に一生を得て帰国してから3年後の’68年、このときの体験をもとに書き下ろした『輝ける闇』(毎日出版文化賞受賞)を発表。その3年後の’71年には著者自らが“第二の処女作”と位置づけ、開高文学の最高傑作との評価も高い『夏の闇』を発表する。闇三部作の第三部『花終る闇』は冒頭に“漂えど沈まず”と書きつけたものの思うように筆が進まず、書き終えることができないまま開高健は58歳の若さでその人生を閉じてしまう(’89年)。翌90年、未完のまま『花終る闇』は出版される。
『輝ける闇』『夏の闇』『花終る闇』からなる闇三部作を総称して、開高健は《漂えど沈まず》と冠するつもりだった。

【収録数】小説:3作 付録:生原稿の写真や当時の編集担当者の思い出話など11点
江戸の闇風 黒桔梗 裏草紙

江戸の闇風 黒桔梗 裏草紙

著:山本功次

美人常磐津師匠・お沙夜の裏稼業は、大泥棒。ある時お沙夜は借金に苦しむ兄妹を助けるが、直後にその兄が何者かに殺されてしまう。きな臭さを感じ、相棒の彦次郎らと真相を探るうちに、八千両という大金の怪しい動きに気づく。あわよくばと大金を狙うお沙夜一味を待ち受けていたのは、江戸を揺るがす大悪党だった――。手に汗握る痛快時代小説。
闇の風(2)

闇の風(2)

著:石ノ森章太郎

双子の兄の身がわりとして江戸城を目指す、鷲丸たち一行。その行く手には、様々な敵が立ちふさがる。誰が味方で、誰が敵か!? 生きるために人を斬らねばならないのか……。そして、謎の男・死面妖鬼の驚きの正体が明らかになる!! 他、「冒険王」(秋田書店)の10人の人気漫画家たちによる連作企画として掲載された『忍法十番勝負』、ショートコミック2作『唐獅子をわたすな』と『剣豪少年』、全4作の時代劇漫画を収録!!
花伏せて 江戸の闇風 二

花伏せて 江戸の闇風 二

著:山本巧次

小野小町のような容姿で美しい歌声を響かせ
る常磐津の師匠・お沙夜は、悪党からカネを
盗む裏稼業を持つ。新たに目を付けたのは町
名主と菓子屋の主人。二人には、商家に詐欺
を仕掛けて、莫大な利益を得ているという噂
があった。指物師や浪人とともに真相に迫
り、大金を掠め取ろうとするお沙夜。だが、火
付盗賊改が彼女に気づき、動き始める……。
開高 健 電子全集3 釣り紀行 私の釣魚大全/フィッシュ・オン

開高 健 電子全集3 釣り紀行 私の釣魚大全/フィッシュ・オン

著:開高健

開高健初の釣り紀行『私の釣魚大全』、地球を半周した釣り紀行第二弾『フィッシュ・オン』、その他釣りエッセイ多数。

釣師・開高健を生むきっかけを作ったのはJTBの雑誌『旅』の一九六八年一月号から一二月号まで連載された『私の釣魚大全』である。『輝ける闇』の執筆のため何ヶ月となく部屋にこもったきりで“足から力が抜けてクラゲみたい”になっていた開高健は、釣りの旅を毎月やりませんかという『旅』編集部の誘いに、体力の回復にもってこいだと一も二もなくのっかり、それがきっかけで釣熱におかされる。翌一九六九年、開高健はアラスカを皮切りに“釣りのできる国では釣りをし、戦争をしている国では最前線へ行く”という和戦両様の構えの旅に出る。地球をほぼ半周した旅のうち、釣りの部分だけ抜き出して一九七〇年一月から約半年間『週刊朝日』に連載されたのが『フィッシュ・オン』である。『私の釣魚大全』は開高健がまだ釣りの初心者だった頃の、『フィッシュ・オン』はルアー・フィッシングの面白さにハマッて間もない頃の釣行記である。

【収録数】釣り紀行:2作 釣りにまつわるエッセイ:32篇 付録:ABU社のカタログに載った開高健の写真など8点
【電子オリジナル】月下薔薇夜話 拾壱~闇に光の射すならば~

【電子オリジナル】月下薔薇夜話 拾壱~闇に光の射すならば~

著:真堂樹 & 浅見侑

義賊「蝙蝠」が宮中で捕らわれた。「蝙蝠」の正体が殷親王・イバラであることを知る桃李の胸中は千々に乱れるばかり。一方、事情を察する靖王妃・藍姫は「蝙蝠はもしや殷親王殿下ではないか」と、桃李を厳しく問いただす。ついに事実を打ち明けた桃李に、靖親王・英荷は、蝙蝠の正体を承知した上で彼を救いたいと告げる。だが、捕らわれた蝙蝠は、明朝王城の堀に沈められ「溺刑」にて死罪に処せられるとの知らせが。桃李はイバラを救えるのか――? 大人気・中華伝奇ファンタジー、驚きの急展開!
もっと遠く!もっと広く!

もっと遠く!もっと広く!

著:開高健

1979年7月から80年3月までの正味8ヵ月を費やして北米大陸北端のアラスカから南米大陸南端のアルゼンチン領フエゴ島にいたる約5万2340キロを一気通貫に縦断した前代未聞の大釣行記。

アラスカのキングサーモンにはじまり、加ブリティッシュ・コロンビア州でのスチールヘッド、米ユタ州パウエル湖のラージマウスバス、米マサチューセッツ州ケープ岬のストライパー、加オンタリオ州オタワのマスキー、コロンビアの浸水林湖でのパヴォン(ピーコックバス)、アルゼンチンのドラドなどなど、南北アメリカ大陸各地で巨魚、怪魚、名魚相手に悪戦苦闘する釣師・開高健の姿を作家・開高健が描き出した釣り紀行文の傑作。

【収録数】2本 付録:南米大陸の形をした石など6点、担当編集者による回顧談など2点

【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
闇太夫

闇太夫

著:小杉健治

深川の中堅材木屋が木材を大量に買い占めていた。不審に思った風烈廻り与力青柳剣一郎が主に訊くと、百年前の明暦大火に匹敵する災厄が起こるという。単なる噂ではない、誰かが途轍もないことを目論んでいると剣一郎は睨む。一方、駿河で残虐な強盗を働いていた闇太夫一味が江戸へ潜入したという報せが。南北両奉行が狼狽えるなか、剣一郎の肩にすべてが掛かった!
開高 健 電子全集8 30代エッセイ大全

開高 健 電子全集8 30代エッセイ大全

著:開高健

開高健30代(1961年~1970年)のエッセイ約300編を収録。

1961年から1970年の10年間、30代の開高健が雑誌や新聞などに発表したほぼすべてのエッセイ300編以上を網羅。30代の作家が何を見聞きし、何を体験し、どのように感じて、どのように考えたのか。それがまた開高健の文学作品にどのような影響を与え、どのように結実したのかを知る手がかりにもなり得るエッセイの数々である。付録として神奈川県茅ヶ崎市にある開高健記念館(旧開高邸)の全容がわかる写真を多数収録。

【収録数】エッセイ298篇 付録:開高健記念館の歩き方など2点

【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
巡検使カルナー サスカティウ編II 闇神の民 〈風の大陸・銀の時代〉

巡検使カルナー サスカティウ編II 闇神の民 〈風の大陸・銀の時代〉

著:竹河聖 & 山田章博

4年前、アステ・カイデ共和国の親善大使が殺害された。その事件の事実関係と背景を調査するという任務を背負い、美しき巡検使マルト・バレム・カルナーは草原の王国サスカティウに潜入した――。次期王座を巡る有力王子たちの争いが内乱を勃発させ、親善大使殺害の引金になったことをカルナーは掴む。だが、事実を隠蔽しようとする有力王子たちが、次々と立ちはだかる。そしてその背後には、醜い邪教集団がいた……。魔術と精霊に彩られた幻想叙事詩、サスカティウ編終幕!!
風のケアル4 朝遠き闇

風のケアル4 朝遠き闇

著:三浦真奈美

兄の凶刃に倒れ臥す父ロト・ライス。急遽領主代行の座に就いた次兄は降ってわいた権力の美酒に酔い、いたずらに政を混迷させる。さらにデルマリナからは新たな難問が突きつけられた。内憂外患の窮地──時代の激流は容赦なくケアルを追い立てる。ハイランドの命運をかけ、ケアルが下した決断とは?
風の忍び六代目小太郎 恋の闇

風の忍び六代目小太郎 恋の闇

著:柳蒼二郎

小普請無役、五百国を食む若侍・風間伊織は、昼は市井に生きる代わりに家康と江戸の鎮護を約した風魔一族の扇の要・六代目風魔小太郎であった。一族は吉原総代・庄司甚右衛門と古手総商い・鳶沢甚内を差配として、今日も市井の闇に働いているが……
瑠璃の風に花は流れる 闇の聖王

瑠璃の風に花は流れる 闇の聖王

著:槇ありさ & 由貴海里

紫洞との戦に壮絶な決着をつけた緋奈たちだったが、芦琉がこつ然と姿を消してしまう。闇の力に苦しむ彼の向かった先は祖国・黒嶺。そこで「光の王女」として芦琉と向き合う緋奈に課せられる史上最大の試練とは――!
風雷 闇の用心棒〈十三〉

風雷 闇の用心棒〈十三〉

著:鳥羽亮

謂われなき刺客の襲来! 次々と仲間を喪った平兵衛は、渾身の秘剣をふるう!

牢人は「フウジン…」と呟いただけで、迫ってきた。次の瞬間、眼前でかすかな刃風を感じた。その剣は顔面を裂き斬る恐ろしいものだった。
無宿人など行き場のない者が集う口入屋「極楽屋」の男が次々とその剣で殺されていた。老いた刺客安田平兵衛は仲間の敵を討とうとするが、その前に雷神と称す刺客が!
風神と雷神の二人の強敵に、平兵衛、最大の危機。
【電子オリジナル】月下薔薇夜話 弐~夏闇の蝙蝠~

【電子オリジナル】月下薔薇夜話 弐~夏闇の蝙蝠~

著:真堂樹 & 浅見侑

人に似て人と異なる異類「血鬼」と人が共存する世界。国都・長春の警備部隊「薔薇衛」の若き衛士・李桃李は、今や堕落しきった薔薇衛にあって、人々を悪から守るため孤軍奮闘している。桃李の心を密かに占めるのは、彼の目の前で、薔薇衛の前長官である周太監を殺害した義賊「蝙蝠」だ。桃李は、「蝙蝠」の正体は、妖艶な美貌を持つ「月下茶荘」の主人・イバラではないかと疑っていた。そんな桃李が、上司・朱夏焔に命じられた新たな任務とは――? 大好評につき電子オリジナル作品としてシリーズ化決定。中華伝奇ファンタジー第2弾開幕!
風の民リューバ

風の民リューバ

著:相原和典 & 広井王子

魔法院の司政官の資格を得るために修行の旅に出た風の民リューバ。もともと風の民は司政官を守る務めを果たしている。修行中は魔法を禁じられているため仮面で力を封印。しかし魔物に囚われていた女盗賊フィーメルを救うために、禁じられていた魔法を使ってしまう。その頃イオの国では、魔に落ちた司政官・バクーンが魔法院に独立を要求して叛乱を起こしていた。フィーメルはバクーンから秘宝「ヒックルの玉」を奪っていた。旅を共にする二人に、狩人ダンカン、魔法院のエグゼが仲間に加わった。バクーンが居城とする迷路城に向かう戦いの過程で、リューバは「光の剣」を得る。いよいよ迷路城に乗り込んだ四人を、バクーンは「闇の剣」で迎え撃つ。二つの偉大な力がぶつかる時に「アルゲネイヤの夜」という天変地異が起こる。読めばわかる見開きの大迫力!
開高 健 電子全集4 同人誌時代 同人誌『えんぴつ』とサントリー宣伝部『洋酒天国』の頃 1949~1958

開高 健 電子全集4 同人誌時代 同人誌『えんぴつ』とサントリー宣伝部『洋酒天国』の頃 1949~1958

著:開高健

同人誌『えんぴつ』の時代からサントリー宣伝部『洋酒天国』時代まで(1949~1958年)の小説・エッセイ・広告コピー。

1949年、大阪市立大学に進学した開高健は文芸部に入り、翌年1月『市大文芸』に〈印象生活〉を発表する。これが小説家・開高健の処女作である。直後に関西大学の学生だった谷沢永一と知り合い、同年3月谷沢主宰の同人誌『えんぴつ』に加入する。二ヵ月後、『えんぴつ』の合評会に出席した牧羊子と出会い、結ばれ、1952年7月に長女・道子が誕生する。53年に大学を卒業し、55年2月に育児に専念するために寿屋(現サントリー)を退職することになった牧羊子と入れ替わる形で同社に入社、宣伝部に配属になる。56年4月寿屋のPR誌『洋酒天国』の創刊と同時に編集発行人になり、芥川賞の受賞を機に退職する(58年5月)まで編集長として、またコピーライターとして特異な才能を発揮することになる。開高健の言葉を借りるならば“小さな説を書いて飯を食う”ようになる前に同人誌に発表された小説、青年期を振り返って書いたエッセイ、そして寿屋勤務時代に書いた広告コピーなどを多数収録。

【収録数】小説:16作 評論・エッセイ:105篇 付録:開高健×牧 羊子の結婚写真やサン・アドの部屋で撮った写真など9点 他

【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末2 イスパニアの陰謀

隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末2 イスパニアの陰謀

著:安芸宗一郎

江戸を震撼させる事件の背後に異国の影が!

遠国御用組の統領となった服部半蔵は京都に向い、裏柳生の武士が中心となった集団、外道衆やイスパニアからやって来たバウティスタの涙と戦った。
半蔵たちはいったん長崎で調べを進めたが、江戸に一時帰国する。江戸では、一家心中を装って商家が相次いで殺されていた。いずれも、大名や旗本に金を貸し付けて莫大な利益を上げていた連中だった。幕府や大名が借金帳消しに企んだ陰謀にも取られかねない事件だった。
そして、金貸しの検校を襲撃してきた外道衆と半蔵たちが対決。半蔵は、首領の鬼達磨と戦って切り捨てる。死ぬ間際に「真の敵、真の悪を見紛うな」と言われたことを気に掛けながら……。
さらに、海賊が異国船から奪ってきた最新の武器の試射と取引にバウティスタの涙も参加することを知り、悪徳商人ともども成敗すべく城ヶ島に向かう。
鬼達磨が言った「真の敵」とは誰なのか。バウティスタの涙の狙いは何なのか。
隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末 バウティスタの涙

隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末 バウティスタの涙

著:安芸宗一郎

将軍吉宗の敵はイスパニア! 新感覚時代劇。

八代将軍吉宗の御前試合で、秘技「飛燕殺」で柳生俊方に勝利した丹波半蔵は、吉宗の命により、その詳細の判らぬまま家人の三太夫と京都に向かった。待ち合わせとなった三条大橋で、いきなり大立ち回りに巻き込まれた半蔵。切り捨てた侍の瞳は緑色をしていた。
自らの天命を探す半蔵は、江戸からやってきたかすみや、旅籠「武蔵屋」の主人勝五郎、御射山の屋敷を預かる妖艶な夕霧など、味方となる人々と出会った。そして明らかになったのは、半蔵は伊賀者を統率する八代目服部半蔵なのであり、幕府を揺るがすような巨悪に対して、自らの裁量で成敗することができるということだった。
京都で起こっている一連の事件の黒幕は、実はイスパニアからやってきた“バウティスタの涙”と呼ばれる一味で、薩摩藩や裏柳生の勢力が一緒に行動していた。
そんな中、半蔵の手下となったかすみが、敵に捕らえられた。相手は、半蔵の持っている謎の金貨のついた首飾りを返せと言ってきた。敵との決戦のときが迫る!
女には弱いが、剣の達人であり、天性の勘の良さを供えた男・半蔵が、活躍するシリーズ第一作!
開高 健 電子全集13 40代エッセイ大全

開高 健 電子全集13 40代エッセイ大全

著:開高健

40代の開高健が新聞や雑誌に書いた珠玉のエッセイを、年代順に網羅した開高健エッセイの集大成第2弾。

1971年から1980年代までの10年間、40代の開高健が新聞や雑誌に書いた珠玉のエッセイを、年代順に網羅した開高健エッセイの集大成第2弾。“四十歳のにがい記念”として書き下ろした『夏の闇』(1972年3月)や、『ロマネ・コンティ・一九三五年』(1978年5月)などによって純文学作家としての名声を極め、その一方で釣師・開高健の名前を不動のものにした釣り文学の傑作『オーパ!』(1978年11月)を発表した、1971年から1980年代までの10年間に、40代の開高健が新聞や雑誌に書いた珠玉のエッセイ330編超を年代順に網羅しています。また、同時期に書いた井原西鶴、高橋和巳や武田泰淳、三島由紀夫等についての人物評や、芥川賞や大宅壮一ノンフィクション賞などの審査員として書いた厳しい選評、様々な作品のあとがき/頁の背後などを、項目別に分類して収録しています。

【収録数】エッセイ・評論332本 付録:開高健の「手ートレート」など4点
長靴を履いた開高健

長靴を履いた開高健

著:滝田誠一郎

小説家・開高健が書かなかった釣師・開高健。

アラスカ、アマゾン、モンゴルなどに釣行取材班を結成して長期滞在するというお金のかかる冒険を、新聞社、大出版社を口説いて実現させた小説家・開高健は、行動する作家でもあった。氏の、「釣り師」の部分だけにスポットをあて、その釣りに同行した人びとの証言と新資料を、ジャーナリストの滝田誠一郎氏が集めたヒューマンドキュメント。釣行では、人徳のある班長振りを発揮しながら大物を狙うが、ちっとも釣れずに雨中を立ち尽くすこともある。そんな時のエピソードなど、開高健が書かなかった新事実がふんだんに証言される。従って、豪快怪魚写真集とは一味も、二味も違う。開高ファンはもちろん、釣り師、人生の転機にある団塊の世代など幅広い読者にオススメの1冊です。

※この作品はカラー写真が含まれます。
開高 健 電子全集9 白いページ/開口閉口

開高 健 電子全集9 白いページ/開口閉口

著:開高健

月刊誌『潮』に5年5ヵ月にわたって連載されたエッセイ『白いページ』『白い白いページ』(1971年1月~1977年4月)、週刊誌『サンデー毎日』に丸2年間連載された『開口閉口』(1975年1月~1977年1月)、サントリーのPR誌『ビール天国』に計13回連載された『地球はグラスのふちを回る』(1963年6月~1965年4月) 、東京新聞夕刊の『人間の年輪』欄での計12回の連載(1963年1月)、朝日新聞夕刊『標的』欄に“針の穴”の署名で1968年1月から半年にわたって連載されたエッセイ等々をすべて収録。<逆説と比喩を香辛料として風刺と諧謔で味つけし、洞察と博覧で発酵させた開高文学の、最新メニュー>(『開口閉口1』の帯より)を一話一話ご堪能あれ!

【収録数】エッセイ217篇 付録:『白いページ』『開口閉口』の表紙など写真5点、作家や担当編集者による解説3点

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開高健名言辞典<漂えど沈まず> 巨匠が愛した名句・警句・冗句200選

開高健名言辞典<漂えど沈まず> 巨匠が愛した名句・警句・冗句200選

著:滝田誠一郎

「漂えど沈まず」「悠々として急げ」等々、開高健が愛した名言の数々の意味や由来などを新たな視点で解説!

「漂えど沈まず」「悠々として急げ」「毒蛇は急がない」「たとえ明日、世界が滅びるとしても、今日、あなたはリンゴの木を植える」「おだやかになることを学べ」「心に通ずる道は胃を通る」「心はアマ、腕はプロ」「釣りの話しをするときは両手を縛っておけ」「釣師と魚は濡れたがる」等々、開高健は数多くの名句、警句、冗句をその作品の中にちりばめている。開高健自身の名言名句もあれば、古今東西の偉人・賢人の名言、古書・名著に書き残された名句、世界各地の諺などに夜ごとせっせとヤスリをかけ、蒸留し、精錬し、開高流に表現しなおしてペン先から絞り出した名言名句もたくさんある。
開高健が書き残した名句、警句、冗句の中から200句を選び、アイウエオ順にならべ、それぞれの意味や由来を新たな視点で解き明かしたかつてない「開高健辞典」である。

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