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京都学派

京都学派

著:菅原潤

西田幾多郎に始まる「京都学派」の思想は、西洋哲学にも匹敵するオリジナルな哲学として、高く評価されています。しかし一方、戦前日本の海外侵略的姿勢に思想面からのお墨付きを与えたとして、厳しい批判にもさらされています。本書では、いったん彼らの「政治的な誤り」はカッコに入れた上で、客観的なその哲学的評価を試みます。その上で、なぜ彼らは過ちを犯すことになったのか、その深い理由に迫ります。
京都学派と日本海軍

京都学派と日本海軍

著:大橋良介

「京都学派」の「戦争協力」については、戦後から今に至るまで、さまざまな批判がなされてきた。平成12年、戦争中、京都学派が開いていた秘密会合の詳細な記録「大島メモ」が60年ぶりに発見された。それによると彼らは昭和17年2月から20年7月まで、海軍の一部の要請と協力を受け、月に1・2回、時局を論ずる会合を重ねていた。常連は高山岩男、高坂正顕、西谷啓治、木村素衞、鈴木成高、宮崎一定、日高第四郎。田辺元や海軍調査課の高木惣吉大佐も時折出席。ゲストには湯川秀樹や柳田謙十郎、谷川哲三や大熊信行等。秘密裡に開かれたのは海軍と連携しつつ陸軍の戦争方針を是正しようとする体制内反体制というべき会合だったため。会合の記録は京大の副手だった大島康正が担当し、海軍省へ送っていた。戦後、東京裁判の視点により抹殺された京都学派の「思想」と「行動」の真の姿が60年余りを経て発見された一次史料により、初めて明らかにされる!
時間論

時間論

著:九鬼周造 & 小浜善信

一九二八年にパリ近郊ポンティニーで行われた二つの講演をまとめた『時間論』(原文フランス語,九鬼の最初の著作)を中心に,九鬼周造の主要テーマの一つ「時間」に関する論考をまとめる.時間は可逆的か不可逆的か,時間はどのような構造をもったものなのかを明晰な論理をもって問う,九鬼独自の「永遠回帰」の思想.詳細な注解と解説を付す.
西田幾多郎の哲学

西田幾多郎の哲学

著:小坂国継

難解とされる西田幾多郎の思想の本質は,「自覚」の哲学である.この見地から,初期から晩期までの独自の様々な鍵概念「純粋経験」「自覚」「絶対無の場所」「絶対矛盾的自己同一」に沿って,「悪戦苦闘のドキュメント」と評された西田の思索の内的運動と展開の軌跡を明確に解読する.西田哲学への最良の道案内.
京都学派:青木正儿的中国文学研究

京都学派:青木正儿的中国文学研究

著:曹莉

青木正儿是日本中国学京都学派的重要代表之一。本书以青木正儿为主要研究对象,结合近代日本文化语境,集中考察了青木正儿在中国戏曲史、文学史研究方面的一系列成果,明确了其独特的研究视角及研究方法,辨析了近代日本中国学是如何通过回归中国文化的本原来确立中国之“差异性”以及如何寻求“自我”本质的努力过程。
宗教間対話に導かれて

宗教間対話に導かれて

著:ヤン・ヴァン・ブラフト

45年以上の長きにわたって、ヤン・ヴァン・ブラフトは日本における宗教間対話を主導してきた。その間、多くの著作を残したが、そのほとんどはキリスト教と日本仏教との知的にして霊性の深みに根差した出会いを扱っている。本書『宗教間対話に導かれて』は、偉大な伝統同士の間、哲学と神学の間、教理と現実の間、そして神秘と日常の間を架橋しようとしたヴァン・ブラフトの、日本語による著作を集成したものである。本書の基調をなすのは、宗教を信じる者が自らの宗教を省みる際、すでに出来上がったシンボルや教説に注目するだけでは不十分であり、人間社会という一層広い視野が欠かせないという主張である。
九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学

九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学

著:藤田正勝

独自の思索を展開した哲学者・九鬼周造(1888-1941年)。その波乱に満ちた生涯をたどりながら、「〈ことば〉の哲学」をキーワードにして、全主要著作を読み解く。『「いき」の構造』(1930年)、『偶然性の問題』(1935年)、『文芸論』(1941年)といった多彩な著作を貫くものとは? 日本哲学研究の第一人者である著者が、若き日から耽溺してきた不世出の哲学者に抱く深い想いを今ついに解き放つ。
柳田謙十郎著作集1:自叙伝

柳田謙十郎著作集1:自叙伝

著:柳田謙十郎

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西田幾多郎に師事した哲学者だったが、戦後マルクス主義唯物論者に転向した著者の著作集。全8巻。第一巻は、「自叙伝」である。
【目次より】
目次

わが思想の遍歴
まえがき
ロシア語版序文
ロシア語版あとがき エリ・シャフナザロワ
わが思想の遍歴
唯物論十年 続わが思想の遍歴
まえがき
ロシア語版序文
ロシア語版あとがき ペー・フェドセーエフ
唯物論十年
私の人間変革
まえがき
前編 天空にあこがれて
後編 大地に立つ
入党のことば
わが入党の動機
奇跡の友情 モスクワの女性からの手紙
日本のみなさんへ エリ・シャフナザロワ
まえがき
奇跡の友情
柳田謙十郎略歴年譜
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