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ヒトラーとナチ・ドイツ

ヒトラーとナチ・ドイツ

著:石田勇治

ヒトラーは、どのようにして大衆の支持を得て独裁者となったのか。安楽死殺害やホロコーストはいかにして行われたのか。その歴史を知るための入門書であり、決定版の書。ナチ体制は、単なる暴力的な専制統治ではなく、多くの国民を受益者・担い手とする「合意独裁」をめざした。最新研究をふまえて、未曾有の悪夢の時代を描く。(講談社現代新書)
ナチスと教会 ドイツ・プロテスタントの教会闘争

ナチスと教会 ドイツ・プロテスタントの教会闘争

著:河島幸夫

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【内容紹介・目次・著者略歴】
<愛の宗教>であるキリスト教が大きな影響力をもっていたナチス支配下のドイツにおいて,なぜ,想像を絶する「ユダヤ人大量虐殺」,「障害者安楽死計画」,「侵略戦争」が遂行されえたのだろうか.本書は「政治と宗教」,「戦争批判と平和の創造」,「人間の尊厳」という問題意識を根底に据え,キリスト教会とナチス政権の複雑な関係を解明し,<第三帝国>崩壊後の「ドイツ教会闘争」の総括、「シュトゥットガルト罪責宣言」の成立過程を鮮やかに描き出した渾身の書。

【目次より】
まえがき
第一章 独裁国家と教会 ナチス政権初期の福音主義教会
一 ドイツ近現代史とキリスト教会 二 ヒトラーの政権掌握とナチス教会政策 三 教会闘争のはじまりと告白教会の形成 四 告白教会のヒトラーあて建白書 五 教会闘争と抵抗の問題
補遺1 マルティン・ニーメラー 右翼民族主義から実践的平和主義へ
補遺2 神学の諸潮流と支持政党 創造秩序の神学・自由主義神学・弁証法神学
第二章 ナチスのユダヤ人迫害とプロテスタント教会
はじめに ヒトラーの反ユダヤ主義 一 ナチスの政権掌握とユダヤ人迫害の開始 二 外国教会からの抗議 三 ユダヤ人問題に対するプロテスタント教会の基本姿勢 四 ナチス政権初期のユダヤ人迫害に対するプロテスタント教会の対応 五 ディートリヒ・ボンヘッファーとユダヤ人問題 六 アーリア条項の導入問題 七 「水晶の夜」とプロテスタント教会 八 グリューバー事務所のユダヤ人救援活動 九 古プロイセン合同告白教会の抗議表明 おわりに プロテスタント教会の光と影
第三章 ナチス安楽死作戦と内国伝道 ドイツ・キリスト教社会福祉の試練
はじめに 一 内国伝道の歴史 二 「生きるに値しない生命」の抹殺構想と内国伝道 三 ナチス安楽死作戦と内国伝道 むすびにかえて
第四章 テオフィール・ヴルム監督の抵抗 戦時下ドイツ教会闘争の一齣
はじめに 一 テオフィール・ヴルムのプロフィール 二 ナチ「安楽死作戦」との闘い 三 ユダヤ人迫害に対する抗議 おわりに
第五章 戦争末期の古プロイセン合同告白教会
序 ドイツ教会闘争と古プロイセン合同告白教会 一 シュレジエン教区告白会議 二 ブレスラウ告白会議 三 バルメン宣言一〇周年声明 おわりに
第六章 シュトゥットガルト罪責宣言への道 ドイツ教会闘争の終幕
はじめに
一 シュトゥットガルト罪責宣言の前史 二 シュトゥットガルト罪責宣言の成立 三 シュトゥットガルト罪責宣言の意義 むすびにかえて
補遺 ドイツで体験した教会生活 ボーフムの福音ルター教会
総括
あとがき
ドイツ福音主義領邦教会地図
年表
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河島 幸夫
1942年生まれ。政治学者、西南学院大学名誉教授。東北大学法学部卒業後、神戸大学大学院で学ぶ。博士(法学)。専門は、ドイツ政治、戦争と平和。
著書に、『戦争・ナチズム・教会』『政治と信仰の間で』『ナチスと教会』など、
訳書に、W・フーバー/H・E・テート『人権の思想』D・ゼンクハース『ヨーロッパ2000年』などがある。
ナチスと鉄道 共和国の崩壊から独ソ戦、敗亡まで

ナチスと鉄道 共和国の崩壊から独ソ戦、敗亡まで

著:鴋澤歩

なにが独裁国家を崩壊させたのか?

ナチス・ドイツを生み出した共和国の崩壊から、第二次世界大戦における敗亡までを、鉄道という切り口から描き出した通史。当時の最先端技術を結集した新車輌開発、交通政策をめぐる組織内外の駆け引き、鉄道からみた独ソ戦、死の特別列車……。「生存圏」拡大や「ユダヤ人絶滅政策」とも密接にかかわりながら、これまであまり語られてこなかったヒトラーとドイツ国鉄の「知られざる歴史」から、独裁国家終焉までの軌道を明らかにする!

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