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ハプスブルク帝国

ハプスブルク帝国

著:岩崎周一

弱小城主から元祖「日の沈まぬ帝国」の皇帝へ。広大な版図と多種多様な民族を支配下に置き、千年の命脈を保った世界史上ユニークな「帝国」。奇人皇帝ルードルフ二世から悲劇の皇妃エリーザベトまで。音楽の都、世紀末芸術の都としてのウィーンから、サラエヴォの銃声に始まり、敗戦と帝国瓦解で終わった第一次世界大戦まで。様々な人物とエピソードに彩られた歴史を一冊の新書ですべて描く。
姫君の世界史 エリザベートと黄昏のハプスブルク帝国

姫君の世界史 エリザベートと黄昏のハプスブルク帝国

著:小宮正安

『エリザベート』は毎年のように帝劇や宝塚歌劇で上演される人気の演目であり、いまなおウィーンの象徴的存在である。19世紀のオーストリア帝国を中心としたヨーロッパの政治社会や文化を背景に彼女の生涯をあらためて検証することで、単なる「悲劇の皇妃」にとどまらない人物像を浮き彫りにする。特に詩作や旅の記録を通じ、彼女が同時代から受けた影響、同時代や後世に与えた影響を描き出してゆく。
ハプスブルク家の光芒

ハプスブルク家の光芒

著:菊池良生

オーストリアの一地方豪族から、ヨーロッパのみならず新大陸までを影響下におく大帝国を築き上げたハプスブルク家。絶頂の極みにあって、光輝くほどに翳もまた深くなる。繁栄を欲しいままにした帝国も、いつしかそこかしこには衰退の兆しが見え隠れし、やがてはそれに呑み込まれることとなった。王権を可視化する装置としての祝祭空間につかの間の栄光を幻視し、歴史の転換点で繰り広げられた人間ドラマを、愛情をこめて描き出す歴史エッセイ。
世界の歴史(8) 変化するユーラシア諸帝国 一五五〇~一七二〇年

世界の歴史(8) 変化するユーラシア諸帝国 一五五〇~一七二〇年

著:羽田正

17~18世紀のユーラシアには、いくつかの帝国や大国が並び立っていました。それらの中から、日本、清、サファヴィー朝、オスマン帝国、オーストリア、プロイセン、イングランドとスペインを取り上げ、各国の動向とこれらの国々の間での協力と対立の様相、更には戦いとその結末を描きます。各国を率いた個性的な君主たちの姿を追いながら、彼/彼女たちの喜びや悲しみ、迷いと決断を追体験してみましょう。
日本人のための第一次世界大戦史

日本人のための第一次世界大戦史

著:板谷敏彦

日本人はこの戦争の重要性を知らなさすぎる――。欧米では”The Great War” と称される第一次世界大戦。その実態を紐解くと、覇権国と新興国の鍔迫り合い、急速な技術革新とグローバリゼーションの進展など
、WW1開戦前夜と現代との共通点が驚くほどに見えてくる。旧来の研究の枠を超え、政治・経済・軍事・金融・メディア・テクノロジーなど幅広い観点から、戦争の背景・内実・影響を読み解く、日本人のための入門書。
ユーゴスラヴィア現代史

ユーゴスラヴィア現代史

著:柴宜弘

民族,国家,宗教,言語…….独自の社会主義連邦の道を歩んできたユーゴの解体から三〇年.暴力と憎悪の連鎖が引き起こしたあの紛争は,いまだ過ぎ去らぬ重い歴史として,私たちの前に立ちはだかっている.内戦終結から現在にいたる各国の動向や,新たな秩序構築のための模索などについて大幅に加筆.ロングセラーの全面改訂版.
創元世界史ライブラリー マリア・テレジアとハプスブルク帝国 複合君主政国家の光と影

創元世界史ライブラリー マリア・テレジアとハプスブルク帝国 複合君主政国家の光と影

著:岩﨑周一

列強が角逐する激動の18世紀ヨーロッパに生き、40年にわたってハプスブルク帝国に君臨したマリア・テレジア。その治世は、多くの国・地域からなる「複合君主政国家」の現実と「絶対主義」的な支配理念とが絶えず衝突してせめぎ合う、波乱に満ちたものであった。「正義と慈愛」を掲げ、試行錯誤を重ねながら統治した「女帝」の生涯を、政治・社会・文化の諸相、そして同じ時代を生きた人びとの姿と絡めて描く。
ハプスブルク家の女たち

ハプスブルク家の女たち

著:江村洋

王朝の歴史を彩った皇妃・皇女たちの群像。「美公」の妻と妹の歩んだ人生の明暗。貴賤結婚の苦難に耐えた大公妃。政治にも及んだ嫁姑の確執。時代を見失った最後の皇后。女たちの生きた、もう一つの帝国史。(講談社現代新書)
封印のエスメラルダ 夜明けを告ぐ魔女

封印のエスメラルダ 夜明けを告ぐ魔女

著:山本瑶 & 香坂ゆう

魔女として故郷を追われたクラウディアは、フロラシオン王国で、王の庶子アドリアンに匿われる。封印を解かれ、不思議な力に目覚めた彼女はアドリアンをフロラシオン王にすると誓う。そんな折、彼を狙った暗殺未遂事件が起きた。自分の侍女のファビオラに刺客の嫌疑がかけられ、クラウディアはアドリアンと対立してまで彼女を庇うが――。伝説をめぐる壮大なロマンファンタジー第二弾!
国家興亡の方程式 歴史に対する数学的アプローチ

国家興亡の方程式 歴史に対する数学的アプローチ

著:ピーター・ターチン & 水原文

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

歴史を自然科学のように研究することはできるだろうか?
本書の著者、ピーター・ターチンは、歴史×数学という新しい枠組みで、この問いへの回答を試みる。このようなアプローチの重要性を示すことからはじめ(1章 取り組むべき課題・問題を明らかにする)、数学の簡単な紹介の後(2章 地政学)、歴史文献の圧倒的なレビューと精緻なモデル化で理論の検証を行う。

まずは「地政学」である。国境線や国家の置かれた地形によって国家の興亡を説明できるだろうか? 社会学的な記述を数式に落とし込んで分析した結果、国家の興亡が繰り返されてきた過去の歴史を再現するには何かが足りないことが示唆された(3章 集合的連帯)。
そこで注目したのが記号的に区分された集団(エトニー)が連帯して行動を起こす力である。これをもとに、メタエトニー辺境理論という新たな理論を提案する(4章 メタエトニー辺境理論)。これを実際の歴史と照らし合わせることで、高い説明力を持つ理論であることが確認された(5章 メタエトニー辺境理論の実証検証)。

次に、記号的に区分された集団であるエトニーがいかにして形成されるかを考察するために「民族運動学」を展開する。これは、ある民族がいかにして帝国に取り込まれるか、あるいは新たな宗教に改宗するかといったことを説明するための理論である。複数のモデルを作成し、それを実データと対比することで、自分の周囲の人の動向に歩調を揃える「自己触媒モデル」の説明力が高いことが示された(6章 民族運動学)。

そして、人口と国家の動態とを結びつける「人口構造理論」を展開する。人口をエリートと農民の2階級に分けて考えることで、エリートのふるまいが国家の衰退に対して強い影響をあたえることが明らかとなった(7章 人口構造理論)。また、この「人口構造理論」から、長期にわたる人口の増減が歴史上普遍的な流れであることが示唆され、再び実データと対比することによってその傾向を確認した(8章 永年サイクル)。

本書のしめくくりとして、ここまでに築きあげた理論を用いて、フランスとロシアの歴史を紐解いていく。ここで作り上げた3つの理論が、両国家の歴史をみごとに描くことが示されると同時に、理論の改善すべき点も示唆された(9章 ケーススタディ)。

最後に、本書の全体を振り返るとともに、この新しい研究分野を「動的経済史」と呼ぶことが提案される(10章 結論)。
封印のエスメラルダ 黒伯爵と野いばらの森

封印のエスメラルダ 黒伯爵と野いばらの森

著:山本瑶 & 香坂ゆう

故郷を追われ、アドリアンの領地に身を隠す、ベルゲングリューン帝国の貴族の娘クラウディア。帝都で、次期皇帝レオンハルトと、クラウディアの姉のエルフリーデの結婚式が執り行われた! レオンハルトに恋をしていたクラウディアは、泣いて暮らすが、バルカルセ公爵のもとへ行く決意をする。アドリアンと国盗りの約束を果たすためだったが…! 大河ロマンファンタジー第三弾!
封印のエスメラルダ 約束の海 紺碧の絆

封印のエスメラルダ 約束の海 紺碧の絆

著:山本瑶 & 香坂ゆう

伝説の緑の瞳を持つ少女クラウディア。魔女とされ故郷を追われた彼女は、国盗りの野望を果たすための盟友アドリアンの領地に潜んでいた――。アドリアンの身の危険を察知したクラウディアは、王都フロンテラへと駆けつける。国王の庶子だったアドリアンが、なんとフロラシオン王国の正式な王子になっていた! 海に近づくなというクラウディアの忠告を、アドリアンはまったくきこうとしなくて…!?
封印のエスメラルダ 赤薔薇の女王

封印のエスメラルダ 赤薔薇の女王

著:山本瑶 & 香坂ゆう

伝説の緑の瞳を持つ少女クラウディアは、レオンハルトのベルゲングリューン帝国皇帝への即位にあわせ帝都に赴く。皇妃で姉のエルフリーデと再会した彼女だが、初めて見せるその恐るべき本性に衝撃を受けることに…。そのうえクラウディアに執着する若き皇帝により、いまや盟友をこえた存在であるアドリアンと引き離されてしまい――。愛と冒険の壮大なるロマンファンタジー、感動の完結!!
封印のエスメラルダ

封印のエスメラルダ

著:山本瑶 & 香坂ゆう

ギーレン公国の公女ながら、ある事情によりリンデンの森で暮らす少女クラウディア。森の奥の古城で出会った金髪の貴公子に恋したことで彼女の運命は大きく変わっていく。その貴公子レオンハルトの正体は、ベルゲングリューン帝国次期皇帝だった。レオンハルトは、緑の瞳を持つクラウディアを「伝説のエスメラルダ」かもしれないというが……? 伝説をめぐる壮大なロマンファンタジー!

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