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サギ、欲情に鳴く プチキス(17)

サギ、欲情に鳴く プチキス(17)

著:奈良原せつ

要にはっきりとフラれた桜井は廃人同然で家に引きこもる。桜井は要の家庭教師仲間のユカに慰められるが、彼女のメンタルも最悪で沼状態に。一方りつかは実家に身を寄せていた。「何故、自分は一番嫌いな場所に来たのだろう?」しかし過去をめぐるうちに、りつかに新しい感受が芽生えはじめて…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(21)

サギ、欲情に鳴く プチキス(21)

著:奈良原せつ

慧の策略により要はりつかに会う事が再び叶わなくなる。しかし、その慧も桜井の暗躍により心に深い傷を負う。それぞれが愛を求めるが誰も得ることができない。そんな状況の中、家族旅行に出かけた要たちにある事件が起こる!
サギ、欲情に鳴く プチキス(4)

サギ、欲情に鳴く プチキス(4)

著:奈良原せつ

町中でサギ被害が深刻する中、りつかの心は荒れていた。夫の浮気、失業、そして「自分が何を求めているのかわからない」こと。しかし要との奇妙な交流は深まっていく。そんなりつかに夫は…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(20)

サギ、欲情に鳴く プチキス(20)

著:奈良原せつ

第20話 いちばんだいすきなもの
りつかとの再会目前だった要(かなめ)だったが実母の出現で家に足止めされてしまう。
母との再会にまったく心が揺れない要だったが、
子供の頃の母との思い出が蘇り、いかに自分が母に愛されていたかを悟る。
そんな状況の中、りつかが要の家へ駆けつける。しかし桜井(さくらい)が現れて…?
サギ、欲情に鳴く(1)

サギ、欲情に鳴く(1)

著:奈良原せつ

田川りつかは30半ばをとうに過ぎてもいまだ少女のように自分を探しつつけていた。子供はいないが一戸建てに住み、安定した収入のある夫もいる。他人から見れば大きな問題もない日々に見えるだろう。しかし彼女は自分に価値がないと思わない日はない。「最後に君を必要としてくれるのは家族だけ」夫の言葉が呪いのように心に刻まれる。彼女の住む町はサギ被害に悩まされていた。そんなサギを友達だと言う高校生・平賀 要はりつかが働く惣菜店の常連だ。変わり者と周囲に評価される彼と、りつかはある事件がきっかけで町中で出会う。それが彼女の運命を変える出会いとは知らずに…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(11)

サギ、欲情に鳴く プチキス(11)

著:奈良原せつ

要を想うがあまり何故か暴言を吐いてしまう最凶メンヘラ女子・桜井さん。自分がこうなった原因を過去に求めてみるとやっぱりそこには要の存在があった…。自分を見つめ直しやるべきことを見つけた桜井さん覚醒!「私がプリンスで、要君が王子様!」きれいな恋に泥を塗り、ただっひとつの恋を求めて突き進む!「サギ、鳴く」新展開!
サギ、欲情に鳴く プチキス(2)

サギ、欲情に鳴く プチキス(2)

著:奈良原せつ

要との出来事、サギが泣いた夜のことをりつかは忘れようとする。何もないいつのも日常に戻ろうとするりつかだったが、要と再びサギのいる川べりのベンチで出会って…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(23)

サギ、欲情に鳴く プチキス(23)

著:奈良原せつ

慧はサギみ導かれるように崖から転落。搬送された病院にりつかが駆けつける。りつかはそこで要とも再会する。二人は別れを決意。りつかは慧とも離婚する。バラバラになった皆は未来を見いだせないでいた…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(7)

サギ、欲情に鳴く プチキス(7)

著:奈良原せつ

ひとり暮らしを始めたりつか。経済的には苦しいが自由を愉しんでいる。その傍らには要の存在が。りつかは徐々に年の差の戸惑いをなくしていく。しかし要を想うクラスメートが急浮上。りつかの脅威に!?
サギ、欲情に鳴く プチキス(1)

サギ、欲情に鳴く プチキス(1)

著:奈良原せつ

「私は30半ばをとうに過ぎても」「いまだ少女のように自分を探し続けている」最近サギ被害に悩まされているある町で、羽田りつかは子供は作らなかったが経済的に安定した夫と一軒家に二人暮らしをしている。世間的に見れば恵まれた方だと言われるが、彼女は「自分には価値がない」と思わない日がない。将来に夢がなく世界から取り残された思いを抱きつつ日々を送っている。彼女がパートで入っている惣菜店には毎週火曜日に必ず唐揚げを買いにくる「からあげくん」と呼ばれる高校生男子がいた。周囲から風変わりな男子と見られている彼とりつかはある小さな事件で関わりを持つことになる。自分が彼にのめり込んでいくとも知らずに…。
サギ、欲情に鳴く(6)

サギ、欲情に鳴く(6)

著:奈良原せつ

慧の策略により再びりつかと会えなくなった要。慧はさらに要の家に入り込み家族で温泉へ行くことになる。旅先で要は慧の正体を知る。自分の計画が予定通りに進むことに酔いしれる慧。しかしそこに一羽のサギが現れて…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(3)

サギ、欲情に鳴く プチキス(3)

著:奈良原せつ

仕事を辞め夫の浮気を目撃したりつかの未来はさらに混迷の中へ。不穏なサギが雨空を舞う中、寄るすべなく彼女を慕う要の傘の中へ入るりつか。言動でりつかの全てを縛る夫の思惑とは? 奇妙な二人の関係が明らかに…!
サギ、欲情に鳴く プチキス(9)

サギ、欲情に鳴く プチキス(9)

著:奈良原せつ

一人暮らしを始め新しい生活に手ごたえを感じつつあるりつか。要はりつかの誕生日を祝おうと奮闘する。小旅行に出かけた二人は、終電を逃してしまう。旅館で一泊することになった二人に新たな関係の変化が…!?
サギ、欲情に鳴く プチキス(18)

サギ、欲情に鳴く プチキス(18)

著:奈良原せつ

覚醒したりつかは夫・慧との関係を清算するために再びサギの舞う町へ帰る決意をする。しかし慧はすでに次の手を打っていた。その策略により要はじわじわと追い詰められていく。そして今、明かされる少年期の慧の悲しい想い出。彼は何故病んだのか?
サギ、欲情に鳴く プチキス(15)

サギ、欲情に鳴く プチキス(15)

著:奈良原せつ

何者かによってまかれた二人の密会現場写真によって、りつかと要の関係は周囲の知るところとなる。
りつかは夫・慧が犯人だと思い直接会う事にするが、慧の態度に惑わされ心が揺れてしまう。
りつかを家に残し慧は要の家に侵入。さらに要をコントロールしようとするが、要は桜井を伴って現れる。
そこに慧の愛人・ユカまで参入し…。
サギ、欲情に鳴く(3)

サギ、欲情に鳴く(3)

著:奈良原せつ

りつかと要の純情かつ危険な恋が進行するなか、要を想う桜井ナナが二人の関係に割って入る。りつかの夫・慧とその愛人・ユカはすべてをぶち壊すために要とりつかに接近する。ナナは要をストーカー中に慧と遭遇、一触即発の状態に!? 慧の思惑を知ったナナは大胆行動に出て――。
サギ、欲情に鳴く プチキス(8)

サギ、欲情に鳴く プチキス(8)

著:奈良原せつ

要の事を強烈に想う桜井は、要の行動を執拗に追い続ける。そこで浮上したりつかの存在。桜井は要が恋している相手がりつかだと知って、彼女に接触を計る。さらに邪悪な恋心が発動して…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(13)

サギ、欲情に鳴く プチキス(13)

著:奈良原せつ

桜井ナナの暗躍によって、りつかの夫・慧の策略は阻止できたかにみえた。しかし、何者かがりつかと要の密会写真をばらまき、二人の関係は身近な人たちに知られていく。サギの被害がさらに拡大する中、慧は次の行動に移る。そしてりつかは…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(16)

サギ、欲情に鳴く プチキス(16)

著:奈良原せつ

りつかとサギが消えた町。桜井とユカは要の家庭教師になって要の家に頻繁に訪れるようになる。りつかの行方が気になる要は、りつかと旦那が暮らしていた家を突き止めようとする。その状況が放っておけない桜井は要と行動を共にすることに…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(19)

サギ、欲情に鳴く プチキス(19)

著:奈良原せつ

りつかと再会目前の要だったが実母の出現で家に足止めされてしまう。母の居場所を突き止めたのは慧だった。彼の新たな策略が発動する。母との再会に全く揺れない要だったが、過去の記憶が蘇って…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(5)

サギ、欲情に鳴く プチキス(5)

著:奈良原せつ

要と会った後、帰宅したりつかに夫が放った思いもかけない言葉。りつかはある決意とともに過去の自分を振り返る。「私はつねに人を見下していたと思う」彼女の心の深い傷。それは何によってもたらされたのか? 他者の非難を浴びても、サギはさらに空高く飛ぶ。
サギ、欲情に鳴く プチキス(6)

サギ、欲情に鳴く プチキス(6)

著:奈良原せつ

家出を決意したりつかは河原で要と別れた後、一人一度も訪れたことがなかった町へとたどり着く。何のあてもなくネットカフェで寝泊まりする毎日。しかし今までにない自由を感じていた。ある日、サギに襲われている女性を助けたりつかは・・・。
サギ、欲情に鳴く プチキス(22)

サギ、欲情に鳴く プチキス(22)

著:奈良原せつ

崖から転落した慧を見舞うために病院に駆けつけたりつかは、要とも再会を果たす。この状況下で二人は何を語り合えるのか。そして慧の容態は? 絡まりあう痛切な恋愛模様、いよいよクライマックス突入!
サギ、欲情に鳴く(5)

サギ、欲情に鳴く(5)

著:奈良原せつ

消えたりつかからついに要のもとに連絡が!!? 要の心は沸き立つが新たな障害が発生!!
サギと共に町から消えたりつかは、自分の実家に身を寄せていた。「なんでこんな大嫌いな場所に戻ってきたんだろう」そう思うりつかだったが、中学生時代に好きだった佐藤と出会う。そこで彼女は思いもかけない事実を知らされる。「自分を愛する事ができるかもしれない」そう思い至ったりつかは…。
サギ、欲情に鳴く プチキス(14)

サギ、欲情に鳴く プチキス(14)

著:奈良原せつ

密会写真をバラまかれたことで要との関係が周囲に知られることになったりつかは、夫・慧が犯人だと思い直接会う決意をする。しかし慧はりつかに「君と離れる事なんて世界がひっくり返ったってありえないんだ」と言い放つ。最初は動じないりつかだが…。一方、要は桜井さんとバイト先である事件を目撃する。その時、要に生まれたある想いとは?

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